腹部超音波スクリーニング検査は、身体への負担が少なく、1回の検査で複数の臓器をさまざまな角度から確認することができる「腹部エコー」により行われる検査です。(令和7年2月1日より開始)
1年度に1回
※開始時は、令和7年2月1日~令和8年3月31日までの14か月の間に1回受けられます。
500円
ただし、以下の方は自己負担金が免除されます。
免除該当者 | 証明書類等 |
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生活保護世帯の方 | 「保護受給証明書」(区役所の生活保護窓口に申請)を医療機関の窓口へ提出 |
市民税非課税世帯の方 | 「市民税非課税確認書」(保健センターに申請) または 「介護保険料納入通知書・介護保険料額決定通知書・特別徴収額通知書」(第2段階から第4段階で本人のものに限る)の写しを医療機関の窓口へ提出 |
名古屋市医療費助成制度(障害者医療・ひとり親家庭等医療)受給者 | 「障害者医療証」または「ひとり親家庭等医療証」を医療機関の窓口で提示 |
中国残留邦人等に対する支援給付受給者 | 「本人確認証」の写しを医療機関の窓口へ提出 |
※証明書類の取得方法について、詳しくは 名古屋市公式ウェブサイトにてご確認ください。
※免除の対象者であっても、すでに自己負担金を支払って受診した場合は、返金できませんのでご注意ください。
※検診の結果、精密検査が必要となったり病気が発見された場合の検査料や治療費等は別途費用が発生しますので、ご注意ください。
問診及び腹部超音波スクリーニング検査(腹部エコー)
「腹部エコー」は、体の表面に超音波プローブ(超音波の送受信をする器械)を当て、体内の臓器からはね返ってくる超音波を画像として映し出す検査です。きれいな画像を得るため、装置を当てる部分には検査用のゼリーを塗ります。
※個人差等によって観察困難な例や部位があります。特に膵臓は観察困難となる可能性が高い部位です。
※いずれの部位も本検査のみで完全な診断を行うことはできません。
①肝臓、②胆のう・胆管、③膵臓、④脾臓、⑤腎臓、⑥腹部大動脈を含むその他の部位
※治療中の部位や手術等で全摘出された部位は、腹部超音波スクリーニング検査の対象外です。(検査を受けられる場合は、対象外の部位を除き検査が行われます。)
①医療機関検索ページで協力医療機関をご確認のうえ、ご希望の医療機関へ直接、電話等でお申し込みください。
※検索の際は、「検査項目」の腹部超音波スクリーニング検査のチェックボックスにチェックを入れ、「検索する」をクリックしてください。
※お申し込みの際には必ず「名古屋市の腹部超音波スクリーニング検査を希望」とお伝えください。
②検査当日は、住所と生年月日がわかるもの(マイナ保険証や運転免許証等)をお持ちになってお出かけください。
腹部超音波スクリーニング検査で「要精密検査」となられた方には、精密検査の受診をご案内します。
※検査方法は精密検査を行う臓器や部位、年齢、合併症の有無等によって変わりますので、医師とご相談ください。
※精密検査にかかる費用は保険診療となりますので、医療費の自己負担分がかかります。
肝臓、胆のう・胆管、膵臓、脾臓については、消化器内科や肝胆膵内科のある専門医療機関を、腎臓については、腎臓内科や泌尿器科のある専門医療機関を、腹部大動脈については、循環器科や血管外科のある専門医療機関を受診してください。
※予約が必要な場合や、受診する際の注意事項がある場合がありますので、あらかじめ電話等で確認をお勧めします。