症状がなければ実感がわかず、つい大丈夫だろうと思ってしまいがちです。また、毎日の忙しさから、面倒に感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、早期のがんは、ほとんどの場合は症状がありません。精密検査を受診しなければ、本当に大丈夫かどうかは分かりません。
もし、まだ精密検査を受診していない場合は、ぜひこの機会に精密検査を受診することをお勧めします。
平成29年度に、名古屋市の乳がん検診で精密検査が必要と判定されて精密検査を受けた方のうち、実際に乳がんが発見された割合は約6.8%であり、必ずしも「がん」というわけではありませんが、約5割以上の方が何等かの疾患があると診断されています。
「要精密検査」はあくまで「がんの疑い」にすぎませんので、きちんと精密検査を受けることが大切です。
乳房の表面から超音波を発生する器械をあてて、超音波の反射の様子を画像で確認する検査です。
疑わしい部分に針を刺して、細胞や組織を採取し悪性かどうかを診断します。
乳腺外科、乳腺外来のある専門医療機関を受診してください。
予約が必要な場合や、受診する際の注意事項がある場合がありますので、あらかじめ電話等で確認をお勧めします。
精密検査にかかる費用は、保険診療となります。
名古屋市がん検診の費用とは異なりますので、ご注意ください。
がんについて誤った情報が多くあります。正しい知識を身につけましょう。
がん情報サービス(国立がん研究センター) https://ganjoho.jp/public/index.html
名古屋市では、がん体験者やがん患者を支えた家族で、一定の研修を修了した「ピアサポーター」が、がん患者の不安や悩みを聞き、相談にのったり、患者会などで患者同士の交流を行う、がん相談・情報サロン「ピアネット」を運営しています。
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開館日時:火曜日から土曜日(祝・年末年始除く) 10時〜16時